落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》


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落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》

他の名前:
Chivalry of a Failed Knight

ジャンル:
[ アクション ] [ ファンタジー ] [ ロマンス ] [ 学校 ]

あらすじ:
1巻 己の魂を武器に変えて戦う現代の魔法使い伐刀者(ブレイザー)が存在する世界で、その養成学校である破軍学園に通っている少年黒鉄一輝。しかし、彼は伐刀者としての能力値が低すぎて単位が取れずに留年してしまい、周囲の人間からは落第騎士(ワーストワン)と呼ばれていた。 新年度が始まる直前に学生寮の自室に戻ろうとした所、十年に一人の逸材である学生Aランク騎士で紅蓮の皇女と呼ばれる入学直前の異国の皇女ステラ・ヴァーミリオンと鉢合わせしてしまい、半裸の彼女のあられもない姿を見てしまう。結果的に一輝は決闘を挑まれるが、周囲の予想に反して勝利してしまう。一輝は能力の代わりに剣術を極めた異端の実力者だった。決闘の際、負けた方が相手の言いなりとなるという約束をしていたため、ステラは一輝の「下僕」となり、同じ部屋で学園生活を送ることとなる。 互いに切磋琢磨し、強さを高めあううちに惹かれてゆく一輝とステラ。入学式当日、ステラに決闘で勝ったことからクラスメイトの女子たちの注目の的となる一輝であったが、そこへ「一輝はイカサマをしてステラに勝った」と一方的に因縁をつける真鍋らクラスメイトの男子5人が一輝に喧嘩を売る。しかし、一輝は固有霊装すら使わずに彼らを傷つけず圧倒してしまう。一輝のあまりの強さにクラスは静まり返るが、そこに新入生次席で入学した一輝の妹、黒鉄珠雫が現れる。クラスメイトの目の前でいきなり一輝に口づけする珠雫。一輝に異性として好意をもっている珠雫に対抗心を燃やしたステラはその夜、一輝のいる浴場に水着姿で現れ、一輝の身体を洗い乳房を直に背中に押し付けるなどの奉仕を行う。 週末となって、一輝、ステラ、珠雫、そして珠雫のルームメイトの有栖院凪は映画を観るために外出する。だが、映画館のあるショッピング・モールでテロリスト集団「解放軍」と鉢合わせしてしまう。一般人を人質にとられたステラは、テロリストの言いなりとならざるをえなくなり、皇女の身でありながら全裸で土下座することを強要される。ストリップを強いられて下着姿となったステラは、群衆にその肢体を視姦され、辱めに涙を流す。ステラがブラジャーのホックに手をかけたそのとき、人質に紛れ込んでいた珠雫の反撃をきっかけとして、一輝たちは解放軍を撃退する。が、その際に人質を殺害されそうになり、一学年上の生徒桐原静矢に助けられる。 しかし、桐原は一輝のことを見下し、迫害していた一人だった。校内の伐刀者同士の「選抜戦」のトーナメントで戦うこととなった二人。桐原の高い能力と「負ければ今までの1年間が無駄になるのでは」というプレッシャー、そして「ステラとの決闘で一輝が勝ったのは、黒鉄家がヴァーミリオン皇国を買収して行われた八百長だったから」という根も葉もないネット上の嘘を信じ、Fランクだからという理由だけで一輝の実力を認めない多くの生徒たちの罵声の前に一輝は心が折れそうになる。しかし、そんな彼らに対しステラは「自分の可能性を諦めているお前らなんかに、才能がないと知っても自分の可能性を諦めない一輝の強さがわかるわけがない!」と一喝する。自分のことを認めてくれたステラの言葉に一輝の心は再び奮い立つ。そして一輝はこの戦いの中で模倣剣技(ブレイドスティール)を応用して対戦相手の思考や価値観を盗み出し、相手の行動を先読みする完全掌握(パーフェクトビジョン)を開眼する。完全掌握で不可視の鏃を受け止め、気配すら感知できないはずの自分を探し当てる一輝に、これまで決闘で怪我をしたことがなかった桐原は一輝の力を恐れ、必死で命乞いをした挙句に鼻を微かに切られ気を失う。一輝は逆転勝利を収めることとなったが満身創痍で気を失ってしまう。その後、医務室でステラと一輝はお互いの気持ちを通じ合わせて恋人となる。そして、いつか七星剣王の座をかけて再び戦うことを互いに誓った。 2巻 「狩人」こと桐原静矢との一戦を制した黒鉄一輝は、いつしか無冠の剣王(アナザーワン)と称され、上級生を含む破軍学園の生徒から剣術指南を依頼されるようになり一輝を取り巻く環境は大きく様変わりした。 一輝が破軍学園序列第3位・速度中毒(ランナーズハイ)の兎丸恋々を無傷で下し、選抜戦全勝を守った一輝はその日、1週間前から自分をストーカーしていた綾辻海斗の娘・綾辻絢瀬から剣術指南を依頼される。綾辻絢瀬に剣術指南をしてから数日後、彼女がお礼としてファミレスで食事を一輝とステラに奢っていたある日、そのファミレスで絢瀬は仇敵である倉敷蔵人と再会を果たしてしまう。蔵人およびその取り巻きは絢瀬達に挑発を繰り返しステラと一触即発となるが、一輝の起点で事なきを得る。しかしその夜、一輝の次の選抜戦の相手が絢瀬に決まってしまう。 選抜戦発表後、しばらく交流のなかった絢瀬は選抜戦前日の夜、学校の屋上に一輝を呼びそこから身投げしてしまう。一輝は一刀修羅を用いて彼女を救出するが彼女の真の狙いは「一刀修羅を選抜戦の前に使わせ、自分との選抜戦で一刀修羅を封じる」ことであり、彼女のことを信じて屋上に向かった一輝はこの結末に悔しさを感じた。 翌日、固有霊装「緋爪」の能力を用いて予め罠を張ったリングで絢瀬は一輝との選抜戦を行なう。序盤は一刀修羅を封じ、緋爪で鎌鼬を設置していた絢瀬が優位に立つが、戦いの中で一輝は彼女が綾辻一刀流の誇りを捨てきれていないことを確信し、第四秘剣・蜃気狼を以って絢瀬から勝利を奪い取る。 彼女の望みと蔵人との因縁を知った一輝は綾辻一刀流の道場へ向かい2年前、絢瀬達から綾辻一刀流の道場を奪い取った蔵人に道場破りを仕掛ける。彼との戦いを続ける中、同じく彼女の話を聞いて一輝に同伴していたステラは絢瀬に蔵人に敗北し意識不明となった綾辻海斗の本当の想いを絢瀬に伝える。そして、お互いが次で決めると誓ったその時、一輝は絢瀬の剣から盗んだ綾辻一刀流最終奥義・天衣無縫を蔵人に叩き込む。「天衣無縫に挑んでみたい」という想いだけで2年間、道場を支配していた蔵人はこの戦いに満足し決闘を中断して絢瀬に道場を返す。その際、一輝に「戦いの続きは七星剣武祭でだ」と言い残しその場を去る。父の本当の想いを知った絢瀬は今よりもっと強くなることを心に誓った。 そして、意識不明で入院していた海斗が目を覚ましたことを一輝達が絢瀬から聞いたその日、50対1の模擬戦を無傷で勝利した珠雫の元に次の選抜戦の相手が破軍学園序列第1位・東堂刀華に決定した、というメールが入る。これまで手を抜いて相手を傷つけないように選抜戦を戦ってきた珠雫はこの内容に喜悦の声を上げた。 3巻 選抜戦で初めて明確な格上の強敵である東堂刀華との決闘が決定した珠雫。珠雫は「彼女との戦いで自らの限界を試し、彼女を倒して一輝やステラ達と一緒に七星剣武祭に出場する」と決意を新たにした。 選抜戦当日、刀華との一戦に臨む珠雫。序盤は得意の遠距離での魔法の撃ち合いで刀華と互角に渡り合う珠雫だが、彼女の抜き足によって間合いを縮められ次第に追い詰められていく。珠雫は覚悟を決め、伐刀絶技・緋水刃で刀華の間合いである接近戦に挑むが、彼女の伝家の宝刀である伐刀絶技・雷切によって切り伏せられ敗北してしまう。決闘後、医務室に運ばれた珠雫は、お見舞いに来た一輝達を「1人にしてほしい」と言って追い払うが1人その場に留まった有栖の腕の中で敗北の悔しさに涙を濡らした。 珠雫の悔しさを体感した一輝とステラはその道中、運搬中のプリントをばら撒いた刀華に手を貸し生徒会室までついていくことになる。その際、生徒会執行部が学園から依頼されていた「奥多摩の合宿所での謎の巨人の調査」の手伝いをすることを一輝とステラは表明した。生徒会執行部と行動を共にし親睦を深めていく一輝はその中で東堂刀華の本当の強さを生徒会副会長・御祓泡沫から聞かされ、「君のような何も乗っていない剣では多くの想いを背負っている刀華には勝てない」と断言される。その後、調査のため山を登っていた一輝とステラだったがその道中でステラが風邪を引き体調を崩してしまい、そこへ例の巨人の襲撃を受けてしまう。 泡沫と刀華の活躍により無事に下山できた一輝達だったが、そこへ黒鉄家の分家で魔導騎士連盟の倫理委員会代表でもある赤座守が訪ね、「ヴァーミリオン皇女、禁断の火遊び」と題された一輝とステラの交際をスキャンダルとする新聞記事を一輝とステラに突きつける。記事の内容は「一輝のマイナスイメージを作る内容を書かなかった報道関係者は、今年の七星剣武祭の取材を禁止する」という圧力を連盟が掛けたために作られたデタラメなものだが、一輝はこの報道を理由に魔導騎士の資格を問う倫理委員会の査問のため魔導騎士連盟日本支部に同行を要求されることとなってしまう。この査問は、一輝を魔導騎士にさせないがための黒鉄家の明確な悪意を持った攻撃であり、一輝は自らの潔白を主張するため同行に応じた。 自らの無実を訴え続ける一輝であったが、黒鉄家の息がかかった倫理委員会は彼の話を聞く筈はなく、監禁の極限状態と自白剤などの薬物が入った少量の食事及び事実上の断水によって次第に心身ともに追い詰められていく。しかしそれでも、魔導騎士連盟日本支部で行われた自分の選抜戦の全勝は何とか守り通していく一輝だったがそんな状況の中、自身の幼少期に影を落とした張本人であり今回の騒動を主導した自らの父・黒鉄厳が自分の牢獄に訪れる。久方ぶりに父と会話を交わす一輝であったが、そこで実の息子よりも騎士社会の秩序を大事にする父の姿を見て、父と自分の間に何の繋がりもなかったことを思い知らされ、ついに精神が崩壊してしまう。そして思惑通り一輝のコンディションが最悪となったタイミングを見計らって、倫理委員会は選抜最終戦の対戦相手を東堂刀華に変更し、「彼女に勝てば今回の件は不問、負ければ魔導騎士連盟から永久追放」という絶望的な勝負を一輝に強要した。 選抜戦の最終日当日、倫理委員会の手によって満身創痍の状態のまま徒歩で破軍学園に向かわなくてはならなくなった一輝は、意識がもうろうとなりながらも必死で学園へ向かっていくがその途中で気を失いそうになり倒れてしまう。己が騎士道を歩む理由を見失いかけていく一輝であったが、ステラとの大切な約束を思い出し再び歩を進めだす。そして、学園にたどり着いた一輝が見たのは自分を信じてくれる者や自分を慕ってくれる者、自分と戦い七星剣武祭出場という夢を奪われた者達の暖かい自分への声援であった。そこで一輝は、自分の剣にも多くの想いが乗っていたことに気づき、自分と刀華の剣に込められた物は対等であることを確信する。そして、大切な約束を交わした恋人・ステラの声援を聞き、自分を信じてくれる者達に刀華への勝利宣言をした。 赤座の手により全世界に中継されている東堂刀華との一戦、一輝は一刀修羅を試合開始と同時に発動し、自らの最速の剣技である第七秘剣・雷光を以って彼女の伐刀絶技・雷切に真っ向勝負を挑む。刀華もまた、彼の誇り高い意思を汲み一歩も引かず、一輝を殺すことすら覚悟して雷切を振るう。そして、その刹那の中で雷切の方がわずかに早いことを確信した一輝はたった一つの伐刀絶技である一刀修羅を更に進化させ新たな伐刀絶技・一刀羅刹を作り上げ、刀華の雷切を打ち破り勝利を収める。この一戦に強い興味を持ち会場に訪れていた南郷寅次郎は弛まず己の力を磨き続ける一輝の生き様にかつての自分の好敵手の背中を重ね、あの男にそっくりだと笑みをこぼす。一方で、一輝を追放すれば広報部長に格上げされる手筈だった赤座は自分にとって最も不都合な結果となったこの試合を認めることができず、刀華との一戦で気力を使い果たし意識を失った一輝を自分の手で始末しようとするが、先に一輝の元に辿り着いたステラに鉄拳制裁を喰らい失敗に終わる。この決闘の経緯と結末を聞いたステラの父・ヴァーミリオン皇国国王ことシリウス・ヴァーミリオンは日本の報道陣に対し、不快感を示し今回のスキャンダルについても「一輝が七星剣武祭を終えて、国を訪ねてくるまで保留」という立場を公言した。これにより、報道陣もこれ以上スキャンダルを追求することができなくなり、一輝を連盟から追放しようと手を回していた赤座が失脚したことにより今回の騒動は「黒鉄一輝は無罪放免」という結末で終息した。 刀華との決戦から一週間後、一輝は七星剣武祭任命式で代表選手団長に任命される。そして、前大会の団長だった刀華から校旗と破軍学園の生徒たちの想いを受け取り、改めて七星剣武祭で優勝することを宣言する。その頃、1人任命式を欠席した七星剣武祭代表の有栖は破軍のものではない生徒手帳を持ち、奥多摩の巨人騒動の犯人である鋼線使いの伐刀者・平賀玲泉と密談を交わした。 4巻 7月下旬、夏休みに入った一輝・ステラ・有栖・カナタ・葉暮姉妹ら破軍の代表選手は七星剣武祭に備え、山形で巨門学園の代表選手達との合同合宿に参加した。ステラはボランティアコーチの刀華との決闘をし、葉暮姉妹は一輝に2人がかりで稽古をつけてもらう。有栖は取材に来ていた各学園の新聞部と共に他の選手の試合を観戦し、一輝は巨門学園が用意したコーチを全員倒したため、闘神・南郷寅次郎と急遽決闘することになるなど、各々が強化合宿に精を出していた。刀華に勝ち越せない自分に苛立ちを感じるステラと共にランニングをしていた一輝は、自らのファンを公言する巨門学園1年の代表選手・紫乃宮天音と出会う。自分への熱を漏らす天音だったが、一輝はなぜだか彼に好印象を持つ事が出来なかった。この違和感の正体を探るため、一輝は取材に来ていた加々美に彼の素性を調べてもらうことにした。 合宿最終日まであと一日となった時、今年の七星剣武祭は中学生(シニア)リーグに参加していない、いわゆる天音のような「無名の一年」の数が例年より異常に多いことに疑問を持っていた加々美は各校の代表選手のデータを可能な限り洗う。その結果、「七校の代表選手の中にもう一校の別の存在がいる」という事実にたどり着く。しかし、この事実を知った加々美は有栖の手により意識を奪われ、合宿所の物置に監禁されてしまうこととなる。その日、何食わぬ顔で部屋に戻った有栖は同じく部屋にいたボランティアとして合宿に参加していた珠雫と酒を交わす。そこで珠雫の寝顔を見た有栖は幼い頃、亡くなった親友のユーリと酒に誓った約束や自分がかつて養っていたストリートチルドレンに「姉」として慕われながらの生活を思い出す。 合宿最終日、帰りのバスで破軍学園から黒煙が上がるという異常事態に気付いた破軍の生徒達は破軍学園へ急ぐ。そこで見たのは、幻想形態での攻撃で気を失った破軍学園の生徒と教員の姿であった。そこで一輝達は「暁学園」と名乗る破軍以外の学園の代表選手達と対峙する。その暁学園の一人・平賀玲泉は「破軍学園の代表選手達をここで倒すことで自分達の実力を示し、破軍に代わって七星剣武祭にエントリーする」という計画を口にする。それを聞いた破軍の生徒達はその目論見を打ち砕かんと彼らと相対する。その瞬間、珠雫を見捨てられないという理由で暁学園の一人でありながら彼らを裏切り破軍に味方することを決意した有栖が伐刀絶技・影縫い(シャドウバインド)で暁学園の生徒の動きを封じ、破軍の生徒達は彼らを全員倒すことに成功する。 しかし、その目論見は「未来予知」の能力を持つ天音を通じて暁学園にばれており、彼らが倒したのは暁学園のサラ・ブラッドリリーと平賀玲泉の能力を利用して動いていた偽物だった。そして、天音の投剣が刺さり気を失った有栖は平賀の手により裏切り者として連れ去られてしまい、一輝と珠雫が彼を追う。一方、ステラは今回の襲撃犯の中で一番強いAランク伐刀者、「風の剣帝」と呼ばれる一輝の兄・黒鉄王馬と戦うが、彼の伐刀絶技・月輪割り断つ天龍の大爪(クサナギ)に天壌焼き焦がす竜王の焔(カルサリティオ・サラマンドラ)が押し返される。今まで力勝負で負けたことがなかったステラは対処の仕方がわからず追い込まれる。刀華のおかげで間一髪救われるも、ステラは刀華の力で気を失わされてしまう。刀華は、ここで代表選手が倒されるのは不味いと判断し、葉暮姉妹にステラを預けて彼女らに逃げるよう促し自分は生徒会のメンバーと共に暁学園と戦うが力及ばす、全員敗北してしまう。 珠雫が有栖に着けていた魔力の糸を手繰り、暁学園の校舎に辿り着いた一輝と珠雫だが一輝はそこで当日宿を取っていた世界最悪の犯罪者にして世界最強の剣士・比翼のエーデルワイスと出会う。珠雫を1人校舎に向かわせ、一輝はエーデルワイスと戦うことを決意する。本気を出していないのにもかかわらず、一輝の剣は全く彼女には届かず完膚なきまでに叩きのめされる。しかし、それでも珠雫のために死をも覚悟して自分に挑みかかる一輝の覚悟を前にエーデルワイスは敬意を表してついに本気を出し、彼を倒す。だが、一輝はエーデルワイスの殺すつもりで振るった剣をも凌ぎきり生き延びる。自分の本気の一撃を耐えて見せた一輝にエーデルワイスは自分の好敵手となる可能性を感じ、気を失った一輝に止めを刺さずその場を立ち去る。一輝は駆け付けた黒乃の手により一命を取り留めるが、黒乃はそこでエーデルワイスのいた場所に僅かな血痕を確認し、一輝がエーデルワイスに一矢報いた事実に戦慄する。 校舎に潜入した珠雫は、有栖の師匠でもあるヴァレンシュタインと対峙する。摩擦をコントロールする彼の能力に珠雫の攻撃は命中することはなく、ついに珠雫は彼の防御不能の剣により腰から真っ二つに切られてしまう。しかし、珠雫は自らの最高クラスの魔力制御能力を以って自分自身の体を気体化させることで斬撃や打撃を無効化し、それを再構築することで肉体を蘇生させる新たな伐刀絶技・青色輪廻を発動し、復活を果たす。そして青色輪廻を応用してヴァレンシュタインの肺から空気を奪い、窒息させて勝利する。ヴァレンシュタインに拾われ、暗殺者として生きてきた有栖を珠雫はいつも通り「姉」として受け入れる。有栖も珠雫のために、今度こそ幼い頃の自分に誓った「格好いい大人」として生きることを決意する。 葉暮姉妹とステラを追っていた暁学園の生徒達は、寧音が駆けつけたことにより彼女らを倒すことを諦め撤退することを決めた。しかし、数えきれないほどの無法を犯したにもかかわらず、暁学園の生徒は総理大臣でもある理事長・月影獏牙の情報操作により処罰を受けることはなく、「破軍を半壊させた少数精鋭の学園」という看板を下げて暁学園が七星剣武祭に出場することが決定してしまった。今回の破軍襲撃騒動により、有栖・カナタ・葉暮姉妹は七星剣武祭を辞退することとなったが、この騒動で勝ち星を挙げた珠雫が4人に代わり七星剣武祭出場を表明する。そして、自らの力不足を痛感したステラは七星剣武祭開始までの間、世界ランキング3位の西京寧音の下で修業することを決意する。 5巻 七星剣武祭開催の2日前、一輝と珠雫は各校の代表選手が一堂に会する立食パーティに参加することにした。未だに修行から戻らないステラを気にしつつも、2人は会場へ向かう。一輝はその途中、「今回の七星剣武祭はAランク2人を含む実力者達がいつもより多いからFランクの自分のことなんか誰も眼中にないだろう」とたかを括るが、珠雫と共に会場に入ると自分を警戒する小声が聞こえてきた。珠雫は愛する兄への正しい評価の声に喜ぶが、一方で一輝は自分の代表選手らへの認識不足を戒める。 会場で一輝は、暁学園の1人のサラ・ブラッドリリーに礼服の下に着ていたシャツを無理やり引きはがされ、ヌードモデルになるよう迫られる。珠雫はこの行動に怒り、彼女に蹴りを食らわせるがなんとその一撃でサラは気を失ってしまう。この一悶着にいち早く気付いた暁学園の風祭凛奈とそのメイドのシャルロット・コルデーは、一輝に非礼を詫びる。しかし、一輝の容姿を気に入った風祭は一輝に卒業したら自分の豪邸で執事として働かないかと聞いてくる。一輝は名刺だけは受け取りつつ、保留という形で彼女から離れる。裏社会の人間で構築されているはずの暁学園の生徒2人に肩透かしを食らう一輝と珠雫であったが、そこへ暁学園の多々良幽衣がやってくる。一輝はそこで珠雫に毒とカミソリ入りのチキンを手渡そうとした多々良と騒動を起こしかけるが、他の代表選手らが挑発に乗りそうになった一輝をなだめ、騒動を吹っ掛けた多々良を止めたためひとまず騒動は回避された。 挑発に乗りそうだった自分を止めた代表選手らにお礼を言う一輝であったが、そこで彼は昨年の七星剣武祭優勝者であり自分の初戦の相手でもある武曲学園の諸星雄大に暁学園のことを話す中で「自分が考えている魔導騎士の本質」と「今回の七星剣武祭に臨む姿勢」を伝える。それを聞いた諸星は一輝を気に入り、実家が経営しているお好み焼き屋・一番星へ珠雫・有栖と共に一輝を招待する。一輝達はそこでスケッチブックを使って筆談をする諸星の妹・諸星小梅と出会う。そこで彼らはたまたま居合わせた廉貞学園の薬師キリコから彼が事故に遭ってから伐刀者として復活するまでの地獄のような日々と小梅が失声症になった理由を知る。そして、一輝はお好み焼きをご馳走になった礼は七星剣武祭で精一杯の仇にして返すことを諸星に表明し、諸星も万全の一輝との勝負を望む。 殺気を感じて一番星で珠雫達と別れて行動することを決めた一輝は、自分に殺気を出していた男・黒鉄王馬と再会する。王馬は一輝の存在がステラの成長を遅らせていると断言し、一輝に七星剣武祭を辞退するよう要求する。しかし、あまりに身勝手過ぎる言い掛かりをつける王馬の話に一輝が耳を貸すわけがなく、2人はそこで決闘を始めてしまう。その戦いの中で一輝は「戦闘中に集中力が高まると自分の身体が停止する」という異常事態を起こし、いつもの実力が出せず王馬に追い詰められてしまう。一番星に忘れた生徒手帳を届けるために一輝を探していた諸星の横槍で決闘は中断するも、自分の身体に起きた異常事態に一輝は不安を感じることになった。 七星剣武祭当日、一輝と諸星の初戦が始まった。諸星の高い水準を誇る槍術と魔力の塊である固有霊装をも削ることが可能になった伐刀絶技・暴喰(タイガーバイト)に対し、一歩も引かず互角に戦う一輝であったが、第四秘剣・蜃気狼を決めようとした時にまたしても謎の異常事態が起こり一輝は追い詰められていく。しかし、満身創痍になり決着がつきそうになったその時、一輝は無我夢中で戦ったがために記憶にほとんど残っていなかった比翼のエーデルワイスとの戦いを思い出す。そして、自分が模倣剣技を用いてエーデルワイスの剣技を盗み彼女の本気の一撃を凌いだことに気付いた一輝は、エーデルワイス戦の時と同じ指示を自分の身体に出す。すると、一輝の体は閃光の如きスピードを得て諸星を切ることに成功する。 一輝の体に起こっていた異常事態の正体は「一輝の集中力が極限まで高まった時に、無意識の内にエーデルワイスの剣技を使うために獲得した、従来の信号よりも速度も情報量も圧倒的に多い戦闘用の脳信号をキャッチできなかった」ことによるものである。なぜ理解できなかったかというと、一輝の体は一輝と同じように比翼の戦闘を覚えていなかった為、その戦闘中に獲得した従来のものとは全く別物の脳信号を身体が理解できなかったためである。そのことを理解し、思い出した一輝は比翼の剣技の加速を用いて諸星へと攻撃を仕掛ける。比翼の剣技は「加速の工程が存在せず、初速から最高速度を持つ0から100へのロケットスタート」いう非常に強力なもので、一輝の急加速についていけずボロボロになっていく諸星だったが、ずっと応援したくても声が出せなった小梅がついに応援の声を上げる。それに呼応するように、諸星は自らの固有霊装を短くして残り少ない魔力を捻出し、一刀修羅を発動したことで横に回避不可能となった一輝に暴喰を纏った虎王を投げつけてカウンターを狙う。最早、諸星が何もできないと思っていた観客達は、最後まで勝利を諦めずにこの瞬間を狙っていた事実に戦慄する。しかし、虎王を投げた先にいたのは第四秘剣・蜃気狼により生み出された一輝の残像であり、魔力を使い切った諸星は抵抗もできずに一輝に切られ敗北する。諸星は一輝に自らの想いを言い残し、その場に倒れ伏す。 観客達から歓声を受けながら、リングを去る一輝であったがそこへ寧音との修行から帰ってきたステラが姿を見せる。合同合宿でステラの力を見て、自分が正攻法ではステラに勝てないことを悟っていた巨門学園の鶴屋美琴はステラの遅刻に対し、試合でのペナルティを要求するが、実行委員会は遅刻は電車の事故のよるものでステラに過失はないとしその訴えを否決する。しかし、ステラは自ら遅刻のペナルティは妥当だと口にする。ステラは自分へのペナルティとして元々の対戦相手であった鶴屋との一戦にBブロック一回戦の勝者、多々良・風祭・平賀を呼びつけ4対1の変則試合を要求する。優勝候補の一角であるステラを潰すまたとないチャンスを得た暁学園のメンバーはこの要求を受け入れ、鶴屋もこの条件を呑む。これは破軍学園をめちゃくちゃにした暁学園に対するステラの報復であり、ステラはこの圧倒的不利な試合に臨む。 6巻 ステラの申し出により、ステラvs鶴屋・多々良・風祭・平賀の4対1になったBブロック第四試合。試合開始直後、自分が見くびられているに怒りを感じた多々良が攻撃を仕掛ける。多々良の伐刀絶技・完全反射(トータルリフレクト)を警戒し、ステラはこれを回避し続けるがスフィンクスの王者の威圧(キングス・プレッシャー)で動きを止められ、続けざまに多々良とスフィンクスの攻撃を食らってしまう。だが、世界一の魔力保有量を持つステラは魔力のバリアにより一切ダメージを受けていなかった。自分の固有霊装が効かないことを悟った多々良は完全反射でステラの攻撃を弾き返すことを目論む。そして、思惑通り自分にレバーブローを決めようとしたステラの左腕を反射しステラの左腕を破壊するが、ステラはそのまま骨が砕けた左腕で多々良を殴り、失神させる。 圧倒的なステラの力に鶴屋は竦んでしまうが、平賀は時間を稼げばステラを自分が倒して見せると豪語する。その言葉を鶴屋は信じ、風祭と共に時間稼ぎをすることを決意する。鶴屋は伐刀絶技・死神の魔眼(サーティン・アイズ)でステラを氷漬けにしようとするが、ステラは即座に妃竜の羽衣(エンプレスドレス)で氷を溶かしてしまう。動きが僅かに鈍ったところで再びスフィンクスが王者の威圧を発動し、ステラの動きを止めるが、ステラは逆にスフィンクスにプレッシャーを与える。すると、スフィンクスは跨っていた風祭を振り落として逃げてしまう。機動力を失った風祭をすかさずステラは攻撃するが、その攻撃は客席より現れた彼女のメイド・シャルロットに防がれてしまう。シャルロットは、伐刀絶技・一輪楯花の障壁で攻撃をステラの攻撃を防ぎつつ、それを攻撃にも利用しステラに少しずつダメージを与えていく。片腕では分が悪いと踏んだステラは己の炎で自らの骨を溶接し、左腕を復活させる。そのままステラは両腕で天壌焼き焦がす竜王の焔を使い風祭をシャルロットもろとも叩き切ろうとする。シャルロットは一輪楯花の最強の防御技・千弁楯花でなんとかそれを凌ぐ。だが即座に発動した2発目の天壌焼き焦がす竜王の焔を止めることはできず、風祭陣営を撃破する。 しかし、風祭撃破に時間を取られすぎたために平賀のステラを倒す準備が整ってしまう。平賀は伐刀絶技・機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)でドーム外から集めた瓦礫で50mの身体を作り、その中から巨体を操作してステラを攻撃する。ステラはその攻撃をかわすも、続く鶴屋の攻撃で自分の固有霊装が凍り付いてしまう。桁違いに出力が上がった死神の魔眼を使う鶴屋をステラは称賛するが、鶴屋は平賀の伐刀絶技・操り人形(マリオネット)で意識を乗っ取られており、ステラの固有霊装が凍り付いたのも平賀が無理矢理鶴屋の力を引き出したためであった。平賀はこのまま戦い続ければ、暁学園への報復とは無関係な鶴屋の体が持たないとステラに話す。平賀の外道な行いにステラは激高し、伐刀絶技・暴竜の咆哮(バハムートハウル)でリング上全てを焼き払ってしまう。ステラが鶴屋を気遣い幻想形態にしたお陰で死者は出なかったが、鉄と樹脂でできた平賀の身体はボロボロに焼け焦げており、そのままステラが止めを刺したことでBブロック第四試合は終了した。この戦いにより多々良はドクターストップ、風祭は棄権、平賀はリングに生身で上がらなかったことによる反則で失格となり、ステラは準決勝まで一気に駒を進めることになった。 暴竜の咆哮を見て、ステラの寧音との特訓の成果があったことに珠雫達は安堵するが、一輝は寧音との特訓の成果は暴竜の咆哮ではなく、ステラは自分の力を少ししか見せていないと口にする。まだまだ上があるという事実に珠雫達は震えるが、一輝だけは喜びを感じていた。そんな中、共に観戦していたキリコの対戦相手である天音が一輝達の前に姿を現す。天音は相変わらず一輝の熱を漏らし一輝に迫るが、珠雫が間に割って入る。キリコが試合の準備をすべきだと天音に促すが、天音はなぜかその必要はないと口にする。すると、キリコは自分の病院の患者全員が危篤状態になったという知らせを副院長から携帯で受け取る。患者全員が一斉に危篤状態という非現実的な事態にキリコは天音を疑う。天音の巨門学園での模擬戦成績が六戦六回不戦勝だったと加々美から聞かされていた一輝は、天音の能力が未来予知ではなく自分の願望を叶うように因果が捻じ曲がる能力であることを看破する。天音はそれを肯定し、自分の能力の全貌を明かす。天音は破軍襲撃のお詫びとして一輝の優勝を願ってあげると口にするが、自分の力で優勝することを考えていた一輝はそんな天音を突き放し、自分の試合を邪魔すればただでは済まさないと警告する。天音は運命に抗い続け一輝が壊れるまで応援すると言い残し、一輝達から離れていった。 その夜、一輝は自分の部屋の前にいたステラと自室で会話を交わす。するとそこへサラが訪ねてきた。一度は扉を閉じて追い返すも、サラは自分の能力で一輝の部屋に侵入しパーティの時と同様、一輝にヌードモデルになってほしいと迫る。サラのことを知らないステラは一輝を問い詰めるが、事情を説明するとモデルを拒否している一輝に味方する。自分が世界的に有名な画家・マリオ=ロッソであることを明かしたサラは、ヌードモデルを描かせてくれたらヴァーミリオン皇宮に二人の結婚式の肖像画を描くことを約束する。するとステラは掌を返し、サラに味方してしまう。一輝は二人から逃れるために王馬の部屋を訪ねた。王馬は渋々、一輝の入室を許可する。一輝は王馬の一連の騒動の理由を問いかける。王馬は利害が一致しただけで、暁学園にも解放軍にも興味がなく自分の目的はステラと戦うことだけだと口にする。一輝は王馬が昔と変わっていないことを知り心から安堵する。そしてそのまま、王馬の部屋で一晩を明かすことになった。翌日ステラの影響で減少した試合数に対応するため、今日中に二回戦・三回戦を一気に消化するという通達が運営委員会から入った。 あまりにも唐突なスケジュール変更。加々美からこれはステラの試合数が減ったことによる放映権を購入したスポンサーからのクレームに応えた結果であることを聞かされる。この一輝にとって不利となる決定に天音が絡んでいるのではないかと一輝と珠雫は考え、一輝は加々美とステラに昨日の天音のことを話す。ステラは天音を失格にできないかと考えるが天音の能力の関係上、それは不可能に近いと一輝は話す。自分が一輝を不利にする原因を作ったことに責任を感じるステラであったが、一輝はステラとの決戦が一日早まったことを喜んでいるとステラに伝える。 控え室で自分の出番を待つ一輝。そこで一輝は同室の蔵人の固有霊装が二刀流になり、形も変わっていることに驚く。蔵人は一輝と戦うために自分を磨いたと一輝に豪語し、サラとの試合に臨む。二回戦第一試合。蔵人vsサラの戦いが幕を開ける。サラの伐刀絶技・色彩魔術(カラー・オブ・マジック)による変幻自在の能力に真っ向から対応して見せる蔵人だったが、サラはこの試合をさっさと終わらせて一輝を早く観察したいという怒りからそれまで使わなかった伐刀絶技・幻想戯画(パープル・カルカチュア)で次々と攻撃を蔵人にぶつける。サラが幻想戯画・死霊軍隊(ネクロバタリオン)で銃撃の弾幕を蔵人に放った時、蔵人は綾辻一刀流最終奥義・天衣無縫を使い、弾幕を受け流し死霊軍隊を撃破する。そして決着をつけようとしたその時、サラは幻想戯画で黒鉄一輝を描く。比翼の剣技と一刀修羅を使う偽一輝に蔵人は切り刻まれていく。一輝の声援で何とか偽一輝を撃破するも、二人の新たな偽一輝に刺され蔵人は敗北してしまう。 蔵人を無傷で倒した暁学園の隠し玉・サラに一輝は警戒心を強める。その戦いを見ていた一輝の対戦相手・城ヶ崎白夜は一輝が七星剣舞祭で絶対に優勝しなければならない事情から自分との試合で一刀修羅を使うことはないと確信し、諸星に対して二十三手目で自分が勝利すると口にし、試合に臨む。そして、第二試合開始の合図が鳴ると同時に、一輝は一刀羅刹を発動する。 7巻 城ヶ崎と一輝の一戦。それは城ヶ崎の思惑を見抜いた一輝の開幕一刀羅刹により、試合開始直後0.8秒で決着がつくことになった。大会最速記録を大幅に更新した一輝に観客は盛り上がるが、当の一輝は強敵サラを前に自分の切り札を失ったことに不安が残った。 一刀羅刹の反動で負傷した一輝は、再生槽を使うことにした。珠雫が浅木を水牢弾で下し勝利したその頃、麻酔により一輝が眠っている隙に彼をモデルにしようとするサラであったが、この事態を見越していたステラに包帯で捕まってしまう。大会の参加者なので、程々のことで彼女を解放したステラと会話をする一輝。そこへ黒鉄厳が医務室に訪れる。厳は一輝に対し、自分との勘当を検討していると告げる。一輝の実力を直に見ても、なお自分の価値観を変えようとしない厳にステラは怒りを露わにするが、一方で厳も騎士社会の秩序のために妥協は一切しないとして己の主張を変える意思を見せない。一輝はこの話を一旦保留にし、後日厳に改めて自分の答えを伝えることを表明する。 その後、医務室にサラが戻ってくる。しつこくモデルの依頼をするサラを突っぱねる一輝であったが、突然サラのエプロンの紐が切れあられもない姿を晒してしまう。サラの唯一の服である絵具避けのエプロンの紐を包帯と共に切ってしまったステラは、新しい服を買うためにサラをデパートに連れ出すことにした。有栖・珠雫も連れデパートにやってきた一輝達。それぞれが買い物をした後、珠雫は次の試合の準備のために有栖と共に会場に戻ることにした。一輝の所へ戻ってきたステラであったが、途中でテレポートの能力で突然目の前に現れた伐刀者と思わしき赤子を保護する。親がいないことで泣き出した赤子をサラは子守歌であやし眠らせた後、赤子の絵を描き始める。彼女の絵の出来を称賛する一輝は、サラの過去と父親との思い出を聞かされる。彼女の話を聞いた一輝は、厳との勘当に一つの答えを見出す。彼女の本気を見たくなった一輝は、次の自分との試合の結果でモデルをやるか諦めてもらうかの賭けをサラに持ち出す。 午後、七星剣武祭三回戦の幕が開く。第一試合は圧倒的な実力差で加我を下した王馬が勝利する。加我に即死もあり得るほどの攻撃をした王馬に観客は言葉を失うが、ステラだけは真剣に加我と戦った王馬を称賛する。次に一輝vsサラの戦いが始まる。サラの幻想戯画を持ち前の技術でいなす一輝。サラは幻想戯画で比翼のエーデルワイスを描き上げる。偽エーデルワイスに押され気味の一輝であったが、偽エーデルワイスにリングアウトさせられた際に幻想戯画の弱点を一輝は発見する。その弱点を突き、偽エーデルワイスの行動を自分の思うとおりに誘導し一輝は偽エーデルワイスを真っ二つにした。エーデルワイスにほぼ全ての魔力をつぎ込んだサラは諦めかけてしまうが、父の遺作を完成させたい想いで残りの魔力をつぎ込んでオリジナルの幻想、幻想戯画・マリオ=ロッソを作り上げ最後の勝負を仕掛ける。一輝の攻撃を無傷で受け止めるマリオ=ロッソにサラは勝利を確信するが、一輝は偽エーデルワイスの斬撃が作った鎌鼬を利用しマリオ=ロッソの動きを鈍らせ、その隙にサラに陰鉄を突き刺し、この戦いに決着をつける。サラは一輝をモデルにすることは諦めないとだけ言い残し、リングに倒れる。 続く珠雫と天音の戦いを見てから治療を受けようと考えた一輝は、観客席に戻りそこでステラの祝福を受ける。しかし、試合時間になっても両者はリングに現れる様子がない。不審に思った大会実行委員会は、天音の控え室の監視カメラを映す。するとそこには、血塗れになった珠雫とその様子を見て笑う天音の姿が映されていた。 8巻 天音との試合の数分前、珠雫は有栖の能力を借りて天音を試合前に倒すことを計画する。有栖は珠雫に力を貸し、天音の控え室に侵入して彼を攻撃する。しかし、天音の過剰なる女神の寵愛(ネームレスグローリー)の効果により奇襲は失敗に終わり、返り討ちに遭ってしまう。珠雫と天音の一戦は、珠雫の反則負けにより幕を閉じる。 その日の夜、一輝は近くの公園で比翼の剣技をものにするためのトレーニングを行っていた。その様子を見たステラは改めてエーデルワイスの剣技が桁違いの代物だと知ることになる。お互い次は正念場になると告げる一輝であったが、ステラは決勝で待っていると言い残しその場を後にする。するとそこへ月影が訪ねてくる。月影は、天音の過去と彼が一輝に執着する理由を一輝に話す。 準決勝、ステラと王馬の戦いが始まる。Aランク同士の激しい攻防が繰り広げられる中、ステラは自分の刃が通らないほどの強靭な王馬の肉体を目にする。王馬は海外で修行に励んていたある日、解放軍のリーダーに完膚なきまでに叩きのめされた過去をステラに話す。そして、自分の肉体を進化させるために風の鎧で相手の攻撃を防ぐための伐刀絶技・天龍具足で自分の肉体に高圧の枷を掛けたまま過ごし続けていた事実をこの戦いで明らかにする。天龍具足を解除した王馬はステラをドームの外まで吹き飛ばす。一輝以上にストイックな生き様を見せる王馬にステラは敬意を表し、寧々との戦いで身に着けた新たな伐刀絶技・竜神憑依(ドラゴンスピリット)を発動し王馬を圧倒する。圧倒的な力でねじ伏せられる王馬は解放軍の長である暴君に敗北した時のトラウマに囚われるかけるが、今度こそは負けないと気持ちを切り替え、月輪割り断つ天龍の大爪(クサナギ)で天壌焼き焦がす竜王の焔(カルサリティオ・サラマンドラ)との鍔迫り合いを仕掛けるが、拮抗することなく炎が風を飲み込んでしまう。天壌焼き焦がす竜王の焔を受け敗北するも、最後までリングに立ったまま留まり続けていた。そんな王馬の姿にステラは勝利の喜びを見せることなくリングを後にする。 続く一輝と天音の一戦。天音は試合直前にこの戦いを棄権して一輝の優勝を願うことを観客に発表する。月影から天音の過去を聞かされていた一輝は、天音が自分を憎む理由をくだらないと一蹴し、天音を挑発する。すると天音は棄権を取りやめ、一輝と戦うことを口にする。二人の戦いが幕を開ける。開始直後は過剰なる女神の寵愛により、全てがラッキーヒットとなる天音に押される一輝であったが、自分の持ちうる技術を結集し過剰なる女神の寵愛で発生する自分のミスを即座に建て直し、天音を圧倒し始める。自分の能力で起こっているはずのミスを受け流す一輝に痺れを切らした天音は、過剰なる女神の寵愛に一輝の死を願い、一輝の心臓を停止させる。心臓を止められ動けなくなった一輝に天音が止めを刺そうとしたその時、一輝は比翼の剣技を応用して心臓を自力で動かし天音に致命傷を負わせる。因果干渉系の能力は100%起こらないことは起こせないという前提に基づき、解説の寧々は「天音の致命傷は、彼が一輝に勝つことは絶対にあり得ないことを意味している」と告げる。今まで過剰なる女神の寵愛で何もかも思いのままだった天音は、自分の思いどおりにならない一輝に怒りを見せるが、対し一輝は「自らの能力にも勝とうとしていない者に自分が負けるわけがない」と吐き捨てる。天音は出血多量で倒れ、一輝の勝利が告げられる。 天音に審判が応急処置を施そうとしたその時、一輝への怒りで天音は立ち上がり、己の能力を凝縮させ触れたものに死をもたらす死神の手を作り上げて暴走を始めてしまう。黒乃らプロの魔導騎士達が天音を取り押さえようとするが、一輝は黒乃達に観客の護衛を依頼し、天音を止めるために一刀修羅を発動する。遂に自分の素顔を出してきた天音に一輝は攻撃を仕掛ける。対し天音も一輝にアズールで反撃をするが、死神の手の反動でラッキーヒットにならなくなった天音の攻撃は一輝には通用せず弾かれてしまう。それでも諦めきれない天音は過剰なる女神の寵愛の動きを土壇場で模倣し、一輝に攻撃をぶつけようとする。その攻撃に一輝は第二秘剣・裂甲でカウンターを決め、天音の死神の手を止める。どれだけやっても傷一つ追わなかった一輝に天音は悔しさを感じる。そんな天音に一輝は、かつて黒鉄家に見捨てられ悔しさの中にいた自分の心を救ってくれた龍馬の言葉を送り、リングを立ち去っていく。 天音に勝利した一輝であったが天音の暴走直後、審判をかばった際に死神の手を掠っており昏睡状態になってしまう。医師たちも死へと引き寄せられていく一輝を救おうともがくが状況は良くならない。そんな中、厳の頼みで駆け付けたキリコの手により一輝は一命を取り留める。しかし、一輝が目を覚ましたのは決勝戦開始より後の時間であり、慌ててリングに辿り着いた一輝はリングで待っていたステラに謝ろうとするが七星剣武祭が終わってしまった絶望で声が出ない。すると、大会実行委員会会長の海江田から決勝戦は延期になっていたことを一輝は告げられる。そして、一輝もステラも決勝戦を行うことを観客全員に表明する。 9巻 七星剣武祭もいよいよ決勝戦、一輝とステラの最後の戦いを残すのみとなった。準決勝で生命の危機に陥った一輝は、キリコの尽力でどうにか立ち直る。そんな一輝の元に、これまで戦ってきたライバル達が次々と駆け付ける。一輝は彼らとの壮絶なスパーリングを経て、己の技をさらに研ぎ澄ました。一方ステラも、己に出来る最高のコンディションをもって一輝に「挑戦」すべく、己の力を極限まで高めていた。 翌日。『究極の暴力』対『最強の技術』と称される決勝戦が開幕する。ステラの剛力に対し、一輝は相手の攻撃による衝撃を剣に乗せて弾き返す第三秘剣・円(まどか)で真っ向からぶつかり合う。共に過ごした時間が長かったことでステラの心理を完全に見切っている一輝は、ステラにヒットアンドアウェイによる攻撃を繰り返す。一輝が圧倒的有利となった場面に多くの観客は歓声を上げる。しかし、一部の伐刀者達は一刀修羅や一刀羅刹で勝負を決められたであろう場面でなぜかそれらを使わない一輝に違和感を感じる。 突然ステラは防御すら止め、隙だらけになるが一輝は攻撃を中断する。するとステラは前回の王馬戦とは異なり、ノーモーションで竜神憑依を発動する。一輝や伐刀者達が感じていた違和感の正体は一輝の伐刀絶技にステラが竜神憑依でカウンターを狙っていたことであった。竜神憑依の能力で想定以上に跳ね上がったステラの力に一輝は対抗できず、心までもがステラに怯えてしまう。その隙をステラは見過ごさず、一輝に大きなダメージを与えすかさず勝負を決めに行く。だが意識がなくなりかけていたにもかかわらず、一輝の身体は無意識の内に円を使ってステラにカウンターを決める。その一撃で再び心を持ち直した一輝は一刀修羅を用いて竜神憑依を発動したステラと正面から戦うことを決意する。戦いの最中にもなおも進化し続けていく二人だったが、次第に地力の差が見え始める。やがて一輝は魔力によって定められた運命の終着点に辿り着き、ステラの進化についていけなくなってしまう。そして、遂にステラの天壌焼き焦がす竜王の焔をまともに喰らい、一輝は場外の液晶モニターに沈む。最早一輝は敗北したと確信した観客は声援を出さなくなり、ステラも液晶モニターの残骸の中に沈んでいる一輝に背を向ける。 ステラの進化についていけなくなる少し前、一輝は自分の身体に鎖のようなものが巻き付いているのを目にする。運命に抗い続けてきた一輝はこれが自分の運命を縛るものであることをすぐに看破する。ここが自分の限界だと示す運命の鎖を意にも介さず、一輝は自分の身体に負荷をかける。一輝はステラへの無尽蔵の想いを爆発させ、その想いを自分の力へと変えて運命の鎖を引き千切る。すると一輝の身体は運命の限界を突き破り、それまで否定されてきた「魔力容量の増加」を引き起こし再びステラの前に姿を現す。 魔力が増大するというあり得ない事態に全ての人間が困惑する。ステラも初めは何が起こったかわからなかったが、すぐに一輝は自分と共にどこまでも高みへ登れる存在であることを確信する。そして二人は最後の勝負に出る。固有霊装すら消し飛ばす灼熱を身に纏い、ステラは一輝に刺突を仕掛ける。ステラの思惑を見抜いた一輝は一刀羅刹を発動して固有霊装が消滅するよりも早くステラを切り裂くカウンターを狙う。刹那の中でステラは一輝が自分の影よりも早く剣を振るうのを目撃する。のちに人々から終(つい)の秘剣・追影(おいかげ)と呼ばれる居合切りによってステラは切られ、互いに死力を尽くした戦いは、一輝の薄氷の勝利となった。 試合後、揃って医務室送りとなった二人。精神力の消耗で理性の枷が外れた一輝はステラを押し倒し、二人は初めて体を重ねる。珠雫の言うところの「夜の一刀修羅をドラゴンファングする行為」は朝まで続き、翌朝二人は表彰台で束の間の幸せを噛み締めた。こうして落第騎士は学園の頂点、七星剣王(セブンスワン)に上り詰めた。 10巻 七星剣武祭終了より2日。一輝は破軍の仲間達及び七星剣武祭を通して親睦を深めた者達と共に一番星で行われた祝勝会で祝福を受ける。その祝勝会で伐刀者達は、これから進む未来について語り合いを始める。そんな中、一輝とステラは前日に起こったある出来事に思いをはせる。 月影からのメールで、七星剣武祭のリングに呼び出された2人。そこで突然、黒い甲冑をまとった世界ランク第4位の伐刀者・アイリス・アスカリッドに攻撃される。七星剣武祭で大幅に力を高めた一輝とステラを相手取るアスカリッドに対し、意を決して一刀修羅と竜神憑依を使おうとする2人であったが、月影・寧々・黒乃に呼び止められ戦いは中断する。月影はアスカリッドは2人の実力を確かめたかったために不意打ちのような真似をしたと彼女に代わって謝罪をする。アスカリッドは、そのまま一言も発することなくリングを立ち去る。 月影は、決勝で一輝に起きた魔力の増大について説明を始める。自身の運命を知り、その上で先を目指そうとする強い野心が揃って初めて辿り着ける魔人(デスペラード)と呼ばれる世界があること、そして寧音や南郷、先ほど戦ったアスカリッドなど世界には魔人の域に到達した実力者が他にもいると一輝に話す月影。月影は、訓練次第でどこまでも強くなれるようになった一輝に可能な限りの支援をすることを申し出る。だが一輝は、暁学園の一件をきちんと説明しなければ信用することはできないとしてこの申し出を拒否する。月影はそれも話すつもりだったと口にし、自らの固有霊装・月天宝珠を取り出す。月影は月天宝珠の能力で、焦土と化していく未来の東京を一輝達に見せる。月影は、日本が連盟に残ったままではこの絶望の未来を回避できないと考え、今年の七星剣武祭で連盟非公認の暁学園が優勝することで国内にはびこる反連盟の声を強くし、最終的に日本をもう一つの伐刀者育成機関・大国同盟(ユニオン)に鞍替えさせることが暁学園の一件の真相だと語る。一輝とステラが暁学園の生徒全員を倒したことによりこの目論見は水の泡となったが、次世代の伐刀者に光ある未来を感じたと月影は涙を浮かべる。 珠雫は夏休みに入ると広島の薬師キリコの元を訪ねた。天音の死神の手によって一輝が死の危険にあったとき、何もできなかった自分を恥じる珠雫はキリコから水の魔術の師事を受けることにした。一輝にもしものことがあったなら、今度こそ自分の手で救える力を身につけるために。手始めにキリコはヴァレンシュタイン戦での未熟な蘇生術によって歪んでいた珠雫の身体を矯正する手術を行うが、珠雫は苦痛を伴うことを承知の上で麻酔を受けずにキリコの技術を全て自らの目で見ることを選ぶ。それが珠雫の覚悟と決意の表れであった。 「家族に挨拶する」という約束を果たすため、一輝とステラはステラの故郷であるヴァーミリオン皇国に向かう。一輝は娘の結婚相手として歓迎されたのも束の間、娘を溺愛するヴァーミリオン王・シリウスの思い付きにより文字通り「国民全員を敵に回す」羽目に陥り、ステラの知己である伐刀者、ティルミットとミリアリアのコンビと対決したり、果ては戦車まで出撃しての大騒動になる。 前回の戦いで人間の理を超えた魔人の域に目覚めた一輝は度重なる襲撃を圧倒的な力でねじ伏せ、ようやく結婚が認められるかと思われた。だがステラの姉・ルナアイズによる横槍が入り、一輝に「国民にヴァーミリオンの英雄として認められること」、すなわち騎士同士の一騎討ちで行われる戦争に参加することを要求する。 一方そのころ、隣国・クレーテルラントではヴァーミリオン皇国との戦争に参加する5人の伐刀者が試合に備え、調整を行っていた。しかし、そこへステラを絶望の淵に陥れることを目論むオル=ゴールが襲う。代表選手達の抵抗も空しく、全員がオル=ゴールに敗北した。そして、代表選手たちのリーダーであるヨハンは操られ、仲間たちの遺骸を陵辱することを強要される。クレーデルラントは彼の手に堕ちていく。 11巻 アルプス山中の解放軍本部に降り立った風祭とサラ、そして月影。その解放軍本部は山脈が切り取られて崩壊するという信じがたい状況で壊滅していた。彼らは解放軍の重鎮である風祭晄三に呼び出されていた。月影は、月天宝珠の力で本部壊滅の惨劇を再現してみせた。その内容は、解放軍の最高幹部《十二使徒(ナンバーズ)》の1人であるオル=ゴールが裏切り、ヴァレンシュタインを初めとする他の十二使徒ばかりか全てのその場にいた構成員を惨殺したというものであった。しかも、そこには《砂漠の死神(ハブーフ)》・ナジーム・アル・サレーム、《悪の華(ダーティ・ローズ)》・アイン、そして《B.B》といった解放軍を裏切った伐刀者たちが合流していた。 その頃、ヴァーミリオン皇国ではクレーデルラントの第1王子のヨハンから、オル=ゴールが近くに潜伏しているという情報に対する対処の相談と、ステラを破った一輝と一目会いたいという要請が来たことから、彼らを連れたルナアイズがクレーデルラントの首都リュシェールへ向かった。ルナアイズの話では、かつては対立していた両国が、30年前にシリウス王がクレーデルラントのクレフ王に直談判して以来、次第に友好を深めるようになったとのことであった。 ヨハンやクレーデルラント側の代表選手たちに歓待される一行。国民たちも暖かく迎えてくれる中、一輝だけは気配を消した銀髪の女性の存在に気づいていた。その存在感は一輝が少し前に戦ったあの人物と同じものだった。現在の両国の王族や民、全てを愛するステラはそれらを守り抜いてみせると誓う。しかし、そこにそれを否定する如く、オル=ゴールが現れる。代表選手たちを初めクレーデルラントの主要な者たちは全て既に殺されており、オル=ゴールの操り人形とされていた。唯一生き残ったヨハンもそれまでに受けたむごい仕打ちによって精神を閉ざした状態となっていた。 そして、オル=ゴールの伐刀絶技《殺人戯曲》による無数の斬撃が放たれ、ルナアイズ達に確実な死が降り掛かることを感じながら、ステラは全く動けなかった。魔人たるオル=ゴールの動きに唯一対応できたのは同じ魔人の領域に達していた一輝だけだった。《一刀羅刹》により斬撃の中に敢えて飛び込み、その場にいる者たちを守ったが、代償として全身を切り刻まれ一輝は倒れてしまう。怒るステラとルナアイズに対し、オル=ゴールはステラを苦しめ、絶望させることによって彼女の心が耐えられずに壊れていくさまを見ることを無上の悦びとしているからだと語り、操り人形と化したクレーデルラント軍によるヴァーミリオンへの大侵攻を開始したことを告げる。 そこに現れたのはステラ達を見張っていた銀??

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